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結婚相談所 全国仲人連合会の本

書籍 [全国仲人連合会 良縁ーその先の人生を見つめて]より

               著者:全国仲人連合会代表 宮原祐輔

(第1章)
お見合い結婚は、「知的」な結婚

まったく縁がないという人は、一人もいない
結婚になかなか踏み切れない人たち
入会から結婚までの流れ
選び抜いて決めている仲人さん
仲人さんという仕事
全国仲人運合会のきまり
結婚相談所は怖い?

全国仲人連合会のきまり


「男女の紹介だから、一歩間違えるとまったく違う方向に行ってしまう。だからこそシステムはきれいにしておかなくてはならない」というのが創立者である父の口癖でした。そのため、基本的な方針には、全国仲人連合会ならではのこだわりが随所に見られます。

*** 戸籍を提出してもらう。 ***
これは重婚を防ぐためです。過去に一度だけ、自分の弟の戸籍を提出した方がありました。奥さんが当会の名刺を見つけて連絡してくださいましたから事無きを得ましたが、その方がおっしゃるには、妻と別れるため、既成事実を作りたかったとのこと。ちなみにその方の職業は法律家というから、みんなであきれたものです。(※いまは独身証明書の提出になっています。)

*** 女性の財産についてはすべて消す。 ***
女性については、どんなお金持ちでも、財産、資産、そして収入はデータに記していません。私どもとは関係がないのですが、二十年以上前、あるテレビ局が財産のある女性を立てて公開お見合いをしたことがありました。女性はそのお見合いで知り合った男性と結婚したのですが、後にその男性は、女性が所有していた不動産を担保に多額の借金をし、そのまま逃げてしまったのです。この場合、すでに結婚してしまったために、法律ではどうすることもできません。その事件を父が知り、「女性の財産は載せない」というきまりに、さらに自信を深めたようです。 ただ、私どもでは仮に女性の財産を公表したとしても、そういう事件は起こりにくいと思います。なぜなら、仲人さんがいますから、事前にそういう目的は見抜かれてしまいますし、女性側の相談に対して助言することもできるからです。

*** 掲載する写真はモノクロで。 ***
私どもでは、登録写真をあえてモノクロで掲載しています。これは、そのほうが実際にお見合いとなって相手に会ったときに好印象を持てるからです。ときには、何十年も前の写真を持っていらっしゃる方もいますが、そういう方も同じ理由で最近の写真を持ってきていただくか、仲人さんによってはその場で撮影するなどしています。 これまで、まゆ毛をボールペンで書いてきた人、禿げているところを「塗ってもいいですか?」とおっしゃる方もいましたが、容貌ばかり気にして小細工しても、決して良縁には結びつかないものです。ただ、眼鏡をはずしたほうが素敵に見える方には、はずして撮影したり、コンタクトレンズをすすめたりすることもあります。最近は、眼鏡もいろいろな種類が出ていますから、変えてみるようアドバイスすることもあります。 もっとも、なかには「眼鏡をかけている人が好み」という人もいますし、その眼鏡がたいへん似合っている人もいますから、その対応は人によってさまざまです。

*** お見合いは申し込んだほうが出向く。 ***
これは住んでいる場所が離れている人同士がお見合いする場合です。たとえば、東京の男性が大阪の女性に申し込んだ場合は、東京の男性が大阪まで出向いてお見合いが行われます。 会を始めた当初は、女性を守るために、女性が申し込んだ場合でも男性が女性のところに出向くことになっていたのですが、そうやって来させておきながら、どんどん断ってしまう女性もいました。それでは男性にも申し訳ないし、今は男女平等の世の中。むしろ女性のほうがしっかりしているくらいですから、男女を問わず、申し込んだほうが出向くということになったのです。 何年か前、衛星で結べば、東京と北海道といった離れた場所でもお見合いができる、といったニュースが流れたことがあります。それを見ていた父は「いや、電車や飛行機に乗るのがいいんだ。距離を感じなくてはだめなんだ。相手の生まれ育った場所を見たり、これだけ遠いんだという実感は、実際に乗り物に乗らなければわいてこない」と言っていたのが印象的でした。たぶん、こうした感覚は、どれだけ時代が進歩しても変わらないと思います。

*** お見合いは明るい時間に。夜は行わない。 ***
休みの日が重ならないなど、よほどのことがないかぎり、お見合いは昼間の明るい時間帯に行います。夜に会うことになると、どうしても食事やお酒ということになってしまいます。お見合いは昼間に二時間程度。初対面ですから好印象のまま余韻を残して終えることができますし、また気の合わない方と長時間過ごすといった無駄も省けます。

*** お見合いではお茶のみ。ぜったいにお酒は出さない。 ***
お酒は、お二人で会うお見合いもそうですが、会員さんだけのお見合いパーティでも出しません。男性のなかには、緊張するとお酒を普段以上に召し上がってしまう人があり、本来の良さが出ないうちにお見合いが終わってしまうことがあるからです、 土曜・日曜が休日ではなく、平日は夜七時まで仕事という女性がいました。申し込んだ男性はサラリーマンでしたから、このままではお見合いができません。仕方なく平日の夜七時半に、例外としてお見合いを行ったのですが、夜ということもあって最初から飲みに行ってしまいました。 緊張した男性は、ついついお酒をたくさん飲んでしまって酔っ払ってしまい、結局女性から断られてしまいました。やはり、夜のお見合いはだめだと、思いを新たにした失敗例です。

*** お見合いは本人同士で。 ***
あくまで結婚は当人同土の気持ちが優先ですから、まずお見合いのときには本人のみで会っていただくようにしています。お互いの気持ちが固まってから、ご両親に会わせても遅くはありません。けれども、たまに相手の顔が見たいという親御さんがいて、そういう方には、「喫茶店の後ろで見ているぶんには構いませんが、あとで相手にそれがわかったら恥ずかしいですよ。もっとお子さんを信頼したらどうですか」と言うようにしています。最近よく言われる母子密着型の母娘というわけです。さすがに男性でそういう方はいらっしゃいませんが。

*** お見合いでは電話番号を交換しない。 ***
最初に会うお見合いの席では、名刺を出したり、電話番号を交換しないようにお願いしています。本人同士の合意で交際に人ることが決まってから初めて、電話番号を交換します。これはストーカーなど万が一のことを考えて、会員さんのプライバシーを守るためです。


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* 著者である、全国仲人連合会 代表 宮原祐輔氏の了解を得て掲載しています。※提出書類や書かれている内容等、本が書かれたときと現在とは異なっていることがありますのでHPで確認して下さい。

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