結婚相手紹介サービス:全国仲人連合会・よもやま話第36話
お見合い・・・交際期間は3ヶ月は短い?
それって短くないですか? 3ヶ月で決められるものですか?
そういう声も聞くことがあります。
結婚相談所での交際期間の目安はお見合い後3ヶ月としているところがほとんどです。
ただ、お互いに忙しくて1ヶ月に1、2回しか会っていない方に3ヶ月経ったからどうするのか決めなさい、というのも無理な話です。
3ヶ月というのは「断わるなら早めに」という意味も込められています。
なぜなら、この会は結婚を前提で入っている方々ばかりですから、だらだら半年、1年と交際して「やっぱりお断りして下さい。」となった場合、相手に失礼だし、年齢もそれだけいくわけですから、お互いに結婚に際しての条件は悪くなります。
忙しくてなかなか会えないとか、身内の葬式があったとかの特別な事情があり、お互いに納得して長くなる場合はやむを得ませんが、お互いにあとで断わられても「相手を恨まない」覚悟が必要です。
ただ、3ヶ月を目安という、そういう気持ちで一生懸命交際をしていただきたいということです。
結婚してから何年経っても、相手に対して「こういう面もあったんだ。」と思うことはしばしばです。
もし、相手のすべてがわかってから結婚しようと思ったら、一生かかるかも知れません。
「何となくいい人そう。気が合いそう。」そういう感覚が大事だと思います。人間は本能的にそれを感じる能力を持っていると思います。
そこに、いい会社に勤めているからとか、身長が高いとか、年収がいいとか、資産があるとか、あるいは年齢が自分よりすごく若いとか、顔が可愛いとか、スタイルがいいとか、そういうことが加味されてくると、その本能的に持っている「気が合うとかを感じる能力」が鈍ってしまうような気がします。
3ヶ月というのは、結婚相談所歴16年を振り返ってみて、ちょうど良い期間だと感じます。
普通に知り合ってから、「すぐ結婚する気があるんだろうか? もしあったとして自分はその対象なんだろうか?他にも候補者がいるんだろうか?」等をお互いに探りながら交際していたら、とても3ヶ月では無理でしょう。
結婚相談所は最初から「結婚を前提の交際」ですから、お見合い後3ヶ月目安で、特別な事情がない限り無理はないように思います。
だから、「結婚相談所」は「結婚」への近道と言えるのです。
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