女性の親への結婚の挨拶について
[女性の家に結婚の挨拶に行く際の参考]
5,000円程度のものを手土産としてお持ち下さい。(事前に相手の好きなものを聞いて下さい。)
服装はスーツ・ネクタイで。(普段着でと言われてもスーツがいいと思います。)
なお、挨拶の仕方ですが ※これは冬の場合です
まず、玄関に入る前にマフラーをはずし、コートを脱いで下さい。
靴は相手に正面を向いたまま脱ぎ、上がってから向きを変えて隅に寄せます。
後ろ向きに脱ぐのは、相手に背を向けるので、失礼にあたります。
ご両親が玄関先にいたら、「始めまして、○○と申します。今日はよろしくお願い致します。」とそこでは立ったままで結構ですので、挨拶します。
部屋に通されたらてご両親が揃ったところで手土産を渡します。
袋から出しておき、相手の方から見て正面になるように両手で渡します。
そのとき座敷であれば、座布団から横にズレて正座して渡します。(袋は、よけて自分の横に置いておきます。帰りに「袋は置いていってもよろしいですか?」と聞いて置いてくる。)ここで正式な挨拶を、、
よくある「○○さんを下さい。」というのは唐突で相手も返事に困ります。
言うタイミングも難しく、言えないで帰った男性もいます。
そうなると相手の心象は悪くなります。「一体何しに来たんだ、、、?」と言われかねません。
(おすすめの挨拶)
「今日は○○さんと結婚させていただきたく、ご挨拶に伺いました。よろしくお願い致します。」 というのが、相手に返事を求めていないので、いいと思います。
これなら、最初に言っても不自然ではありません。
「足を崩して下さい。」と言われるまでは正座で。
ソファーの場合は、「よろしくお願いいたします。」のときは立って下さい。
「足を崩して下さい。」と言われたら、「それでは失礼します。」と言って足を崩す。
あとは聞かれたことには誠実に答えて下さい。
相手のご両親に不安を与えるようなことは言ってはいけません。
謙遜のつもりで言ったことが、心配させる原因にもなりますので、、、
帰りは、座布団をはずし、正座をしてから、
「今日はありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。」と丁寧に挨拶し、コートは手に持ったまま玄関まで行きます。
「どうぞ着て下さい。」と言われたら、「失礼します。」と言って玄関先で着る。
言われなかったら、手に持ったまま外に出てから着る。
帰るタイミングは彼女と打ち合わせておき、彼女から「そろそろ帰らないと電車の時間があるんじゃないの?(遠方の場合)とか、
「今日はそろそろ、、、」と言ってもらうといいと思います。 (くれぐれも、しょっちゅう時計を見ないように、、、)
彼女が言ってくれなければ、「ついつい時間の経つのを忘れてしまいましたが、初対面であまり長居をしても失礼と存じますので、今日はそろそろ失礼させていただきます。」と自分で言う。
最後の挨拶を忘れずに、、「今日はお忙しいところ、ありがとうございました。」
もちろん携帯はずっと切っておいて下さい。 アルコールが出ても飲み過ぎないように注意しましょう。
緊張すると思いますが、相手も緊張していると思いますので、お互い様です。
緊張のあまりの多少の失敗は問題ありません。
むしろ却って好感を持たれるかもしれません。
交際機会の拡大が未婚化を促進する
男女交際の機会が増える程、なかなか結婚しない人が増えます。
昔は男女が一緒に歩いたり、まして手をつないだりできない時代でした。
ちょっと話をするだけでも、お互いに意識した時代がありました。
周りからも好奇の目で見られました。
いまは、中学生、高校生の男女が仲良く学校から帰る姿が見られます。
男女交際がが学生でも珍しくなくなりました。
それも一つの「慣れ」です。
男女交際の機会が少ない人は、ちょっとしたキッカケで異性にトキメキを感じます。
交際機会の多い人は、なかなかときめかなくなります。
交際がダメになっても次があるとたかをくくってしまいます。
そうなると一つ一つの交際を大事にしなくなります。
そうこうしている内に結婚が遠のき、ここまで待ったのだから、、、もっといい人が現れるはずだと、、、と言って、ますます結婚が遠のくことになります。
ただ、普通の交際の場合、相手が「結婚」というものを意識しているとは限りません。
全国仲人連合会の場合は、結婚に対して本気の人しか登録しませんので、うまくいけば3ヶ月程で
正式に成婚となります。
そこが結婚相談所のいいところです。